ペットの歯周病体験談

コーギー 唾液の分泌を促して歯周病を改善

私は現在専業主婦の30代女性です。

私の実家では、もう飼い始めて13年になるオスのコーギーがいます。

この実家の犬が、2年ほど前に口臭が酷く気になっている時期がありました。

最初はもうだいぶ高齢になってきたし、そのせいで口臭も仕方がないのかななどと話していたのですが、近づくとちょっと我慢できないくらい気になるため、食べているものに原因があるのかもしれないと思い、今までのドッグフードから別の物に変えてみることにしました。

しかし、ドッグフードを変えてみてもやっぱり口臭は相変わらずでした。

そこで次に、もしかしたら虫歯になっているのかもしれないと考え病院へ連れて行ってみることになりました。

病院では、ひどい虫歯はないが歯周病気味だと言われ、一度歯石の除去を行ってみようと言われました。

歯石の除去には麻酔が必要なため、日にちを改めて行ってもらうことになりました。

そして、歯石の除去を行ってもらったところ、見た目よりもかなり歯石がたまっていたことや、歯周病も見た目よりも進んでいるとのことでした。

病院の先生も、おそらくこれが口臭の原因ではないかと言い、歯磨きを念入りにすることと、加齢のせいで唾液の分泌量も減っていることも原因かもしれないと言われたので、唾液の分泌を少し意識して促してあげることが必要だと教えてもらいました。

歯磨きは、今まで恥ずかしながら特に毎日やっていたわけではなかったので、その日から私の母は毎日歯を磨いてあげるようにしました。

と言っても動いたりしてなかなか上手くは磨けないので、歯磨きガムを毎日噛ませたりしていました。

このガムは歯石予防にかなり効果があったと思います。

また、唾液の分泌を促すには噛むという行為が大事らしかったので、ガム以外にもロープ状のちょっと硬めのおもちゃを噛ませてみたり、ドッグフードも硬めのタイプにしてよく噛ませるように心がけてみました。

こういったことを続けていくうちに、まだ少し気にはなるものの以前より格段に口臭はしなくなりました。

近づいてもほとんど気にならなくなったときは、口内環境が整ったんだなと思って一安心でした。

母が言うには、日ごろのケア以外にも、夏場の暑い時期だと口を開けるため口内が渇いて臭いが強くなるようだったので、意識して水を飲ませたり、水浴びで涼しくしてやるなどもしていたと言います。

歯周病の方は、現在も定期的に診てもらっているようですが、口臭がきつかった時に比べると歯石も少なく少し改善されているとのことでした。

犬も加齢とともにこのような口内トラブルがたくさん出てくるので、意識して口内環境を整えてあげることが大切なんだと思いました。

パグが歯磨きと噛むおもちゃで歯の健康を取り戻した話

20代の男性です。

自宅でパグを飼っていた際に、歯周病の対策などを行なった経験があるので、ここで紹介したいと思います。

ご存知の方も多いと思いますが、パグは特徴のある顔周りをしています。

鼻がぺしゃんと潰れたような形で、口も前に出っ張っていません。

鼻のあたりはシワシワで、ゴミが溜まりやすいことでも有名です。

また、尻尾はクルンと丸まっていて愛嬌があります。

パグが5歳くらいになったある日のことです。

いつものように接していたら、少し匂いが気になりました。

シャンプーをしてすぐのことだったので、体臭ではない何かが原因でした。

最初は「まあこんなものか」とスルーしていたのですが、だんだんと臭いが気になるようになっていきました。

しかし、臭いの原因はわからないままでした。

ジャーキーをあげる時にパグの口の中を覗くと、少し歯茎の様子がいつもと違っていました。

腫れているような、ただれているような、そんな感じでした。

調べてみると、犬も歯周病になるとのことでした。

おそらくうちのパグも歯周病だろうと考え、対策することにしました。

歯磨きが最も効果的だろうということで、歯磨きをすることにしました。

ただ、いきなり歯磨きをするのは警戒して難しいとのことだったので、徐々に慣らしていくことにしました。

まずは、手の中に入れたおやつを食べる練習です。

これはすぐにできるようになりました。

次は歯や口を触ることです。

最初は警戒して触らせてくれませんでしたが、徐々に慣れてきているようでした。

しかし、パグは鼻先が短いので、歯を触るのには非常に苦労しました。

最終的には、短時間ではありますが、歯磨きができるようになりました。

ただ奥の歯はまでは届くことができず困っていました。

そこで歯磨きに加えて、噛むだけで歯垢が除去できるおもちゃも使ってみることにしました。

私の愛犬が使っていたしていたのは、木製で骨の形をしているおもちゃです。

奥の歯で噛んでいることが多く、歯磨き効果があったと感じています。

このような取り組みによって、パグの歯の状況は随分と改善しました。

口臭もあまり気にならなくなりました。

この体験談が参考になれば幸いです。

嫌がらなければお口ケアをしましょう

私は50代の主婦で、家族4人で庭の有る戸建てに住んでいます。

マイホーム購入を機に予てから家族で希望していた犬を飼うことにして、ボランティア団体からの保護犬をわが家に迎えて育て始めました。

昔は実家に犬を飼っていましたが、久しぶりだったし子どもたちは初めてだったのでペット飼育の本を買ったりしてしつけやケアについて調べました。

半分は外飼いの環境だったこともあり、そこまでこだわりなく育て、お座りや待てなどの基本的な動作を覚えさせる程度でしたし、餌も昔のように味噌汁などの人間の食事の残り物はさすがにいけないと思ってドッグフードにはしていますが、あまり気を使わずに育てています。

ブラッシングも子どもたちに任せ、時々シャワーで洗ったりペットシートで拭いたりしている程度です。

このようなお世話で特に問題無く生活していましたが、犬も徐々に歳を取り、体調にも変化が出るようになってきました。

その中で子犬の頃には気にもならなかった口臭が少し気になるようになりました。

犬のお世話についてはしっかりと口腔ケアをと説くものもあれば、自然に任せていて良いというものもあり、わが家では外飼い中心のこともあり、無頓着だったと思います。

さすがに身近で触る時に口臭が花に着くというのはいけないと思い、犬の口の中もきれいにしなければいけないかと思うようになりました。

一番にやったのは歯磨きができるようにすることでした。

わが家の犬は口元などを触っても嫌がったり怒ったりはしないので、声掛けをしながら触って口の中に歯ブラシを入れてみたりして慣らしました。

それと共に犬の口臭予防をうたうフードも試してみましたが、なんとこのフード自体のにおいがきつく、私たちがストレスを感じたのですぐにやめてしまいました。

歯ブラシを使ったりペット用の口腔ケアシートというものでふき取りをすることはうまくいったのでそのやり方で口の中をきれいにするようにしています。

あとは歯磨き効果も出るというガムを毎日与えるようにしていますが、一時期のようなひどい口臭は感じなくなりました。

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