地震や台風などの自然災害が多い日本では、ペットの災害対策も飼い主の大切な役目のひとつです。食事やトイレの準備はもちろんですが、見落としがちなのが口腔ケア。避難所生活が長引くと、歯周病が進行するリスクが高まります。今回は、避難時にもきちんと口腔ケアを続けるために、必須の備えを紹介します。
なぜ避難所でも歯周病ケアが必要?
- 口内環境の悪化:環境の変化で免疫力が低下し、歯周病が悪化しやすくなる。
- ストレス:慣れない環境下でのストレス増加は、口腔トラブルの原因にも。
- ケア不足:日常のケアが途切れることで、口臭・歯垢・歯石の問題が進行します。
備えるべき必須アイテム
1. 携帯用歯ブラシ・デンタルシート
- 普段使っているものと同じか、携帯サイズで準備。
- シートタイプは水が不要で便利。
2. 無水タイプのデンタルジェル
- 水が使えない状況でも、口内を清潔に保てる。
- 抗菌・消臭成分入りが理想。
3. 使い捨て手袋
- 衛生面を保ちながらケアするための必須アイテム。
4. お気に入りのデンタルトリーツ
- ストレス軽減&デンタルケアの補助として役立つ。
5. 口腔ケアの手順メモ
- 自分以外の人が世話をする場合も想定し、手順を書いたメモを備えておくと安心。
プラスαであると便利なもの
- 口腔ケアスプレー:手軽に抗菌・消臭が可能。
- 折りたたみ式ボウル:歯磨き後のすすぎ用に便利。
- 防災バッグに入る専用ポーチ:ケア用品をひとまとめにしておくと安心。
まとめ
避難所では、限られた環境の中でもペットの健康を守ることが重要です。特に歯周病ケアは、日頃からの習慣を非常時にも継続することで、ペットの体調維持につながります。ぜひ今から備えを見直して、大切な家族を守る準備を整えましょう。